訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2006-08-09

パスポートの写真

最初の訪チャイが最初の海外旅行、しかも個人旅行だった。
ガイドブックで慎重すぎるほど研究を重ね、パスポートの手続きでも準備物等はキチンと用意した上で窓口で申請、、、
ところが、用意した写真を突き返されてしまったのである。
理由は前髪が一すじ額の中ほどまで垂れているからとのこと。
ヘアスタイルが問題なのではなく、この細いスジが額のキズのようにみえることから、本人と同定するときに問題になるかもしれない、っていうのである。
そりゃ、あるはずのキズが無ければそうでしょうが、これはそもそも髪の毛なんだし、、、って言っても窓口の担当者、いったんダメ出ししたものを撤回するつもりは毛頭なし。
押し問答のあげく、結局もう一度写真を撮って出直してくることに。
(安くない証明写真の代金が惜しくって、悔しくって、、、)

しかし、実際の出入国の際に最も目につくのは頭髪の色ではないのだろうか?
海外旅行をする際はパスポートの写真と異なる色に染めないこと、って注意は聞いたことがないので、このあたりの対応マニュアルはかなり古いのではないかと推測する。
「顔が笑ってるぽいからダメ」「眼鏡のフレームが太いからダメ」なんていったところで、本当に写真と寸分違わないようにってのはそもそも無理だし、それじゃ海外でエステ受けただけで帰国できなくなってしまう。
10年の間にヘアスタイルを変えたり、パーマをあてたり、いや、その間に本当に額にキズをつくってしまうことだってあるかもしれない。
どう考えても、現実的でない難癖をつけられただけのような気がして、やはりお役所の窓口ってのはいやなもんだなあ、と思う次第。
で、浮かんだ疑問がひとつ。カツラ使用者のパスポート写真って、着用して撮るの? 外して撮るの?