訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2009-06-16

いま、タイにゆきます

今回でチャイルド訪問も15回目。
その間に、タイは急激な発展と深刻な経済危機、ツナミや旱魃といった天災から、いまだ続いている政治的混乱と、なかなか落ち着くことがないのだが、子供たちの家の貧しさだけは相も変わらず。
毎年この時期には、そろそろ来る頃と思われているのか、突然訪ねても驚かれることもない。
空港から村に向かう道中の景色も、ちょっと変わっただけでも気がつくほど、逆に記憶のまま変わらないでいるところのほうが多い。
気温や匂いといった空気、人々が話すことばや見かける文字など、日本とは大きく違うはずのものも、1年ぶりに出会うと、むしろ懐かしい。
指折り数えた1年間、「やっとまた来た」というよりも、「ようやくまた帰ってきた」という、完全に帰省気分である。
子供たちの家でただ寝転がることが一番の楽しみ、っていうのも、他人には理解し難いと思うが、田舎から出てきて、たまにしか帰省できない人になら分かってもらえるはず。

さて、仕事から帰ってきて、時刻はただ今午前3時になるところであるが、実は旅行の準備がまだできていない。
仕事にある程度のけじめをつけるため連日超過勤務で、とても旅支度まで手が回らなかったわけ。
1時間後には出て行かなければならないが、例によって、徹夜明けで飛行機に乗ることになりそう。
こういったあたりが何度訪チャイしても改善されないのはなんでだろう?