訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2010-07-03

電話

昨年のSIMカードが使えるかもしれない、と多少は期待していたものの、持って行った2枚はどちらも通話不能になっていた。
そのため、タイ到着の連絡が誰ともできず、プラン・シーサケートへも飛び込みになってしまった。
そこで、プランの事務所を出てホテルにチェックインした後、近くの携帯ショップを教えてもらい、部屋に入るよりも先にSIMカードを買いに行った。
SIMカード1枚50バーツ、150円弱である。
これで持って行った携帯電話が生き返り、何バーツ分だかの通話ができるようになる。
追加のリフィルも欲しいといったら、ショップではリフィルは扱っていないという。
そこで今度は携帯ショップを出て、向かいの薬局へ入り、100バーツ分のリフィルを1枚購入。
日本円で約300円、おそらく滞在中にかなり頻繁に使っても、これ1枚で足りるだろう。
SIMカードの種類やさまざまな料金設定のプロモーションがあるのだが、複雑かつ流動的なので、あれこれ考えてもよくわからないし、10日間電話を使い続けて450円以下なら、それ以外の設定を調べる必要は無いと判断。
薬局の店内で100バーツ分の追加作業を終え、さっそくホテルに帰って、長女に電話を入れた。

シーサケートにこの長女がいることから、プランの事務所へも立ち寄ることにしたわけであるが、その直後に彼女がバンコクに働きに出たと知らされたのだった。
つまり、日本を出る時点で、シーサケート訪問はまったくの無駄足、プランのスタッフに挨拶するだけに1日を費やすようなものだと思っていたのである。

「今バンコクにいるんだって? こっちは今シーサケートに着いたところだよ」
「お父さんですか? いいえ、私も今シーサケートに戻っています」
「えっ?」
プランの表敬訪問を申し込んでいなければ、予定を変更してパスしてしまうところだったシーサケート県。
ドタキャンするわけにもいかずに仕方なく来てしまったのであるが、そのおかげでニラモンさんにも長女にも会うことがかなった。
すぐにホテルに来ることを約束して電話を切った。
それにしても彼女の気まぐれにはいつも振り回されっぱなしである。