訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2006-11-19

チェンマイの小学校

ランプーンへ引っ越した次女に会うため、毎回チェンマイを経由することになっている。
プランの事務所がまだチェンマイにあったとき、事務所を訪ねて行ったことがあった。
ちょうど、スタッフのスリポーンが、コミュニティの小学校へ行くことになっているので同行しないかと誘ってくれた。
願ってもないことなので喜んでついていく。

学校はタイのいなかの平均的な規模だったが、プランの支援でできた設備もいろいろあった。
そこでは、少しでも現金を得るためということで、生徒が竹細工をしたり、校庭の池ではスッポンの養殖までおこなっていた。
スリポーンが、スッポンを英語で言えないために苦労していると、生徒の一人が池に飛び込んで一匹つかみあげてくれた。
「あー、スッポンね。わかりました。パーサーイープン(日本語)ではスッポン、言います」
これがいい現金収入になるのだという。
「日本人も食べますか?」「うーん、食べる人もいるけど、僕はちょっと、、、」

校舎も順に案内してくれて、各教室で生徒たちに紹介された。
自己紹介すると「チューレン(あだな)は?」と質問が。
日本人はあまりチューレンを持たないんだというと不思議そうにしていた。
下の写真は低学年のクラスで歓迎の歌を歌ってくれたところ。

しっかり学校訪問を堪能したのだが、長旅の疲れと山道の長時間ドライブですっかり車に酔ってしまい、プランの事務所へ戻ってから小一時間ほどソファで寝込むことになってしまった。
一戸建ての民家を流用した、このチェンマイ事務所は、翌年チェンライに移転し、より北寄りに重点を移して活動することになる。