訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2006-11-23

いただきもの(その1)

チャイルドたちを訪ねると、母親がお土産を持たせてくれることがある。
こちらは高価なものを避ける必要があるため、せいぜい数百円程度のものを渡すだけなのだが、先方はかなり奮発してくれているようだ。

だいたいは布を貰うことが多い。
大きなホテルの玄関前などでも、地面にゴザを敷いて布を売っている姿をよく見る。
特産品の一つなのだろう。
残念なことに、そのようなものに無関心な男の一人旅では、ありがたみがまったくわからない。

布より厄介な物もある。クッションやマクラだ。
なんでそんな物をくれるのか、日本人にはよく分からないが、確かに観光地や土産物屋でもマクラを売っている。
お土産の定番なのであろうか?
おかげでバッグのスペースの大半をマクラが占領し、欲しかった買い物をあきらめたことすらある。

と、さんざん愚痴をこぼしてはみるものの、ファミリーからの心尽くしの品々が嬉しくないわけがない。
帰国したら早速そのマクラを愛用、ペチャンコになっても使い続けるのである。