訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2008-07-15

タイの警察って?(1日目)

ランプーンの次女宅からチェンマイへ向かう頃には、すっかり暗くなってしまっていた。
道中、警察による検問にあう。
なんらやましいところは無かったのであるが、警官が脇道へ入れという。
理由を聞いても答えないで、とにかく入れの一点張りである。
とりあえず、言われるままに入っていくと、その先のスペースには、かなりの数の車が並んでいる。
いずれも運転手は乗っているが、皆、不安そうな顔で様子をうかがっている。
同じように車を停めて、次の動きを待ってみるが、そこに警官がやってくるわけでもない。
やがて他の車からは、降りて辺りの様子を見に行く人たちがでてきた。
しばらくして引き返してきた者は、そのまま車に乗って再び道路へ出て行く。
残った車もそれに続いて、次々にそこを出て行く。
何だかよくわからないが、特にそこで取調べや反則金の徴収などは無いようなのだ。
それぞれ不安そうに出て行くほかの車についていったら、別に咎められることもなく、道路に戻れた。
いったいあれは何だったのだろう??
単に脅しをかけただけで、スピード違反の抑止にでもしているつもりなのだろうか?
気の毒なのは隣に車を並べていた主婦である。
彼女は空き地の境の杭に気がつかずに乗り上げてしまい、タイヤを切ったらしい。
タイヤ交換くらいは警官にやらせたかしら?

とんだ寄り道で、ホテル到着が遅くなってしまった。
前日から連続44時間寝ていない。
明日以降のこともあるので、ここはしっかり疲れをとっておかねばならない。
さっさと寝てしまいたかったのではあるが、しかし、ここはチェンマイ、疲れをとるにはもうひとつ選択肢がある。
というわけで、内線をかけてヌアット(タイ古式マッサージ)を呼ぶ。
こわばった肩や足にはよく効くが、寝るのはさらに2時間後となってしまった。