訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2009-08-19

君の名は

新・四男から、民際センターから送られてくるプロフィールや奨学生証書がこれまでの書式と変わった。
内容の一番大きな変化は自宅住所の表示が無くなったこと。
もともと、手紙は学校に送ることになっているので、そのことで支障はない。
ところが、この学校住所が英文字表記になっていることで、少々悩まされるのである。

まず、学校の住所である村の名前が、「Nongkookhad 村」、とある。
で、学校の名前は、「Nongku Kard 学校」、なのである。
この二つはおそらく同じもので、たぶん地元の郵便配達なら、どちらを使っても、ちゃんと届けてくれるのだろうとは思う。
ただ、見ていて非常に気持ち悪いのだ。

仕方がないのでタイの電子地図を英語表示に切り替えて、県内の村をしらみつぶしに見ていく。
すると、ここで第3の綴りが見つかった。
「Nong Khu Khat村」とある。
多数決を採用するつもりが、三つ巴になってしまった。
ともあれ、これで場所が特定できたので、地図をタイ語表示に戻すと、その地名のタイ語表記がわかる。
そのタイ語表記からすると、どうやら二つの民際センター版は長母音の表記や「英語化」を意識しすぎたきらいがある。
それぞれをネットで検索した結果、やはり民際の二つの表記は一件もかからなかったが、第3の英語表記は8千件を超えるヒットとなった。
これで、正しい英語表記が決まってスッキリ、、、、
と言いたいところであるが、タイ語表記がわかってしまったのだから、もはや英語表記には用が無くなっているのである。
手紙を出すときには、宛名をタイ語で書けばよいのだから。

それにしても、このような同定作業は地名だからこそできること。
さて、この奨学生証書にある新・四男の氏名のほうは、正しく書かれているのだろうか???