訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2007-10-04

なかには嫌いなガキもいる

次女の娘ニパダは、2歳半である。
すっかり懐いてくれたので、いろいろな様子を写真に撮っておこうと、カメラの電源を入れっぱなしで半日過ごした。
ところが、彼女にカメラを向けると、必ず近所の男の子が一緒に写るのである。
彼は4歳くらいなのだが、ずっとニパダにくっついて離れようとしない。
ニパダが鼻水を垂らしていると、すかさず拭ってやっている。
家の中でも外でも、対等に遊ぶというより、面倒を見ているといった感じなのだ。
最初は(いいお兄ちゃんだな)くらいに思っていたのだが、写真がすべてツーショットになってしまうので、だんだん腹が立ってきた。
撮影済みの画像を見ると、どれもこれも肩に手をまわしていたり、見詰め合って微笑んでたり。
ニパダのほうもまんざらでもない表情でもたれかかっていたりする(下図参照)。

あろうことか、水浴び後に裸でベビーパウダーをふってもらっているときでさえ、すぐそばに座って待っているのだ。
基本的にタイの素直な子供たちは大好きなのだが、どうも、こいつだけは気に入らない。
誰も見ていないときに何度か小突いてやりたい衝動に襲われたが、泣かれでもすると厄介なので思いとどまった。
オムツも取れないうちから悪い虫が寄ってくるとなると、離れて暮らす日本のじいちゃんは心配でならないのである。