訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2008-07-18

待ち合わせの裏技(2日目)

Big-Cには予定通りについたものの、さて、この広い店舗でどうやって探すか?
とりあえず携帯電話にかけてみると、ここにいることは確からしいが、タイ語で場所の説明はよくわからない。
で、こんなとき、どうするか。
まず、辺りを見渡して、暇そうな人間を探す。
目の前の新車展示コーナーにはさすがに千客万来とはいかず、そこの女性はテーブルに雑誌を広げている。
彼女にお願いして、携帯電話を手渡し、代わりに話してもらう。
基本的にタイ人は頼まれ好きなのである。
「この先の食べ物屋にいるらしいよ」
お礼を言って、そちらに向かう。
この辺りか、と思えるところで、再び電話をして、またまた近くの男性にお願い。
これでこちらの場所もわかったらしく、彼女のほうから見つけてくれた。

喫茶店でパフェを食べながら彼女の訪日について、いろいろ話をする。
日本の彼氏のことは本当に嬉しそうに話す。
もともと成田から群馬までの距離なんかを訊かれていたので、関東と群馬の地図をお土産に持って来ていた。
もっとも、それを見ながら単身訪ねて行くってのは論外で、成田までは彼氏に迎えに来てもらうという段取りに念を押しておく。
タクシーなんか使ったらとんでもないことになっちゃうから。
関西の学校に留学することも考えているそうで、なかなか頼もしい。
結婚はまだ考えられない、なんて言ってるので、日本のファッション雑誌と結婚情報誌を渡して煽っておいた。
せっかく日本人と付き合ってるのに、ぐずぐずしてて冷めちゃったらもったいないから。
バイクで来たという彼女とはここで別れる。

この後、明日訪ねる子供たちへのお土産に本を何冊か買って、一度ホテルに戻った。
レンタカーの中を空っぽにし、チェンマイ空港まで返却しに行く。
この日もタイ式マッサージを頼んで、目覚ましをセットして早めに寝る。
翌日は朝4時起きで20時間ノンストップ・オリエンテーリングの予定である。