訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2008-11-18

ウドン経由ノンカイへ(6日目)

子供たちの一番多いサコンナコンも昨日一日で無事にまわり終えて、だいぶ気が楽になっていた。
日曜日のこの日は、ノンカイの三男に会うだけである。
早朝サコンナコンを出て、国道を順調に走り、予定通りの時刻に手前のウドンタニ県に着く。
ちょうどショッピングセンターBigCが開店する直前だったので、駐車場に車を停めて友人のチャーイに電話をかけた。
彼女の家は、このBigCのすぐ裏にあるのだが、今会いに行くと、必ずノンカイまで同行すると言ってくれるはずで、それが申し訳ないから、現在地を告げずにおくことにした。
もう4年くらい会っていないはずで、本当は、家のすぐ前まで来てるって言いたいけれども、ここはガマン。
午後1時頃までにウドンに戻ってきてもう一度連絡、一緒に食事をするという約束をして電話を切った。

BigCを出たら、国道2号線をノンカイ方面へ向けて北上。
ノンカイといっても、ほとんどウドンとの県境に近いので、BigCからの距離は40キロ強である。
昨年はGPSが故障したためにルートの記録ができていなかったが、比較的分かりやすい道だったので、迷わず目的の学校まで行くことができた。
学校の門は閉まっていて、中に人のいる気配も無い。
少し早く着いたので、しばらくあたりを散策してみた。
小雨がパラつく天気ではあったが、広い水田と農作業をする人々、水溜りに肩まで浸かっている牛など、どこまでものどかな農村の風景が続く。
カメラを取り出して何枚か写真を撮った。
景勝地でも名所・旧跡でもないが、一番好きなイサーンの風情である。
雨季でホコリっぽくないのも良い。
(牛が突然立ち上がって、ガン飛ばしてきたのは怖かったが)

校門横の木陰にしゃがんで文庫本を読み始めたところへ、時間通りに自転車に乗った三男がやってきた。