訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2008-09-17

四女宅訪問(5日目)

先生二人を乗せて、まず向かったのは4キロほど離れた四女の家。
彼女の家の近くには小学校と中学校が一緒になった小さな学校があって、タオンゴイに住む4人の子のうち、一人だけこの学校を出ている。
中学卒業後はサコンナコン市街のテクニカル・カレッジに入学、今は3年生のはずである。
留守かもしれないと思いつつ家に着いたら、都合よく、一人で留守番をしていた。
さっそく、先生を通訳に最近の状況を聞いてみると、カレッジは今年でやめるそうである。
通常の高校卒業にあたるところで一区切りあるのだろう、進級するには金がかかるということで諦めたらしい。
それでも中卒と高卒相当では大きく違ってくる。
中学を卒業するときには、進学しなければ、バンコクへ出稼ぎに行くしかなかったが、カレッジを出たら銀行員になるという。
簿記やタイプを3年間学んだ甲斐があったようだ。