母子の写真(4日目)
長女の彼氏と別れて、長女と郊外のレストランへ食事に行った。
食事しながらでは、積もる話もまどろっこしい。
なにより、長女の息子、ナットの今後が気がかりだった。
一応、結婚後はナットを引き取って、一緒に住むつもりであることはわかったが、先方の家族とうまくいくという保証はない。
確かに義父も悪い人間ではなさそうだが。
結局、料理を楽しむ余裕もないまま店を出る。
次に長女が案内したのは彼女が住んでいる家だった。
小ぎれいな借家で、番犬としてだろう、家の中に犬を2匹放している。
「父さんにこれをあげます」
渡されたのは、何かのオマケの写真たてだった。
丸く切り抜かれた写真には、2年ほど前のだろうか、長女に抱かれた幼いナットが写っている。
おしゃれしてどこかのスタジオで撮ったものらしい。
この部屋に飾っていたものだろうから貰うわけにはいかないと遠慮したが、どうしても父さんに、と言われて受け取ることにした。
毎年プーウィエンに行っているから、ナットの写真は僕のほうがたくさん持っているんだけどね。
このあと、ホテルに戻って昨日撮ってきたナットの写真を見せたり、PC経由で今後のことを話し合う。
とりあえず、来年また来るまで連絡を取り合うことと、写真を送ってやることを約束して、長女を送り出した。
食事しながらでは、積もる話もまどろっこしい。
なにより、長女の息子、ナットの今後が気がかりだった。
一応、結婚後はナットを引き取って、一緒に住むつもりであることはわかったが、先方の家族とうまくいくという保証はない。
確かに義父も悪い人間ではなさそうだが。
結局、料理を楽しむ余裕もないまま店を出る。
次に長女が案内したのは彼女が住んでいる家だった。
小ぎれいな借家で、番犬としてだろう、家の中に犬を2匹放している。
「父さんにこれをあげます」
渡されたのは、何かのオマケの写真たてだった。
丸く切り抜かれた写真には、2年ほど前のだろうか、長女に抱かれた幼いナットが写っている。
おしゃれしてどこかのスタジオで撮ったものらしい。
この部屋に飾っていたものだろうから貰うわけにはいかないと遠慮したが、どうしても父さんに、と言われて受け取ることにした。
毎年プーウィエンに行っているから、ナットの写真は僕のほうがたくさん持っているんだけどね。
このあと、ホテルに戻って昨日撮ってきたナットの写真を見せたり、PC経由で今後のことを話し合う。
とりあえず、来年また来るまで連絡を取り合うことと、写真を送ってやることを約束して、長女を送り出した。
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