訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2008-10-25

カセサート大学へ(5日目)

タオンゴイをぐるりまわり終えて、サコンナコン市街へ向かった。
市街手前でカラシン先生の家を覗いてみたが、誰もいなかったのでそのままホテルに直行。
サコンで定宿にしているMJホテルである。
大型ショッピングセンター、BigCが近い。
フロントでカセサート大学までの道を尋ねると、国道から空港方向へ右に折れて3,4キロだと教えてくれた。
待ち合わせの時間まで暫くあったので、いったん先に行ってみることにする。
ところが、行けども行けども大学らしきものが見えてこない。
ホテルで聞いた距離を鵜呑みにしたわけではないが、さすがに2倍も行けば不安になってくる。
そろそろ引き返してみようかと思い始めたところで大学のゲートを見つけた。
交差点から10キロもあった。

場所を確認したので、一度ホテルに戻ろうとしたら、事故でもあったのか、渋滞に巻き込まれて全然動かない。
ようやく車が流れ出したものの、ホテルに帰り着いた時には、もうほとんど待ち合わせの時間である。
こんなことなら、最初から荷物を持って大学へ行けばよかった。
とんぼ返りで大学へ向かっていると、五女から電話がかかった。
待ち合わせ時刻を過ぎたので心配になったらしい。
この子の時間感覚はどうもタイ人らしくない。
「もう5分待って! 今向かってるから」

再び大学の入り口まで行くと、五女が小雨の中で友達と一緒に待っていた。
電話はこの友達のを借りたらしい。
その友達がバイクの後ろに五女を乗せ、僕の車の先導をつとめてくれた。
学校の主な建物は、まだすっと奥にあって、途中の学生寮などを横目にゲートから5キロも走らなければならなかった。
地方の国立大学だけあって、敷地が無駄に広いのである。
建物の一つに入って、手近な部屋を使わせてもらい、そこで暫く話をすることができた。