訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2008-07-20

不便になった空港(3日目)

目覚ましで午前4時に起きた。
と思ったら、腕時計は午前2時である。
目覚まし代わりのPDAだけ、時差の切り替えを忘れていたらしい。
フロントに頼んでおいたほうがよかったか、と思っても後の祭り。
(もう一度寝るか? しかし、それで起きられるか?)
結局、簡単に寝つけそうになかったから、2時間、本を読んで時間を潰す。
またも睡眠不足の長距離ドライブになりそう。

夜明け前だったが、ホテル前のトゥクトゥクで空港へ向かう。
朝一番のチェンマイ発バンコク行き、そしてバンコク発コンケーン行きに乗り換える。
ところが、ここで面倒なことがある。
時刻の関係で、チェンマイ発の便はスワンナブーム新空港へ降りるのだ。
で、コンケーン行きはドンムアンの旧空港発となる。
これは成田と羽田の関係に似ていて、国内線の多くは旧空港を使用するものの、観光都市チェンマイは一部の便が新国際空港のほうへ接続しているのである。
したがって、バンコクでは両空港間を自力で移動しなければならない。
間抜けなことに、まだ鉄道が完成していないので、基本、バスかタクシーということになる。
空港関係者などが利用するバンのシャトル便が50バーツと、安くて速くて便利なのだが、新空港側から利用したことがないので乗り場を探さなければならない。
都バスを利用するには乗り場が遠い、というか、バス乗り場までもバスで行かなければならないのだ。
ここはもう行列ができていなければタクシーで、と覚悟はしてきた。
ここで特定の乗り物を探してウロウロしていたら、次のコンケーン行きは夜になってしまうから。
飛行機に乗り遅れるかも、というのは精神衛生上、非常によろしくない。
料金を考えると悩ましいところではあったが、ここはもう、安心を買ったと考えることにして、清水の舞台からタクシーに飛び込んだ。