訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2009-01-03

プラン・コンケーン最終日(7日目)

コンケーンから始まったイサーンを一周するドライブも、いよいよ再びコンケーンに戻って終了する。
ウドンからはまっすぐ南に130キロ、2時間弱である。
コンケーン市内に入ってまず向かったのが、プラン・タイランドの統括事務所。
ちょうど1年前の訪問時には引越しが始まったところで、現在は統括事務所はバンコクに移っているはずである。
空き家になっているか、すでに新しい住人が入っている可能性が高いが、14年間、訪チャイの拠点だった場所なので、懐かしさで覗いてみたくなったのだ。
ところが、行ってみるとそこに停まっているのはプランの車。
驚いたことに、引越しはまだ完了していなかったのである。
スタッフ総出でダンボール箱や国旗(日本の!)などをプランのトラックに積み込んでいるところだった。
中に入ってみると顔馴染みのスタッフが何人もいて、聞けば、今日が引越しの最終日なのだという。
さすがに室内にはもう何も残っていない。
これから最後の行事があるとのことで、付き合うことにした。
準備の様子を見ていると、敷地の一番端にある大木に向かって小さな祭壇をつくり、そこに食事を備えている。
どうやら土地神に対する感謝の儀式らしい。

その儀式が終わって、いよいよこの事務所も撤退である。
最後にみんなで食事をするので一緒に行かないかと誘われた。
願ってもないことなので同行する。
本当はお邪魔かな、とも思ったが、移動の足として好都合だったらしい。
僕の車にスタッフ3人を乗せてプランの車について行った。