訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2010-10-06

合格

第一回「タイ検定(3級)」の合格認定証が送られてきた。
なぜかカードサイズの認定証までついているが、これを見せたら何か安くなったりするのか?

70点を越えたらいいな、だったので、90点の成績は、まあ満足。
検定対策はほとんどしてなかったのだけれど、長年かけて自然に身についた知識は意外と正確だったらしい。
思えば、初めてタイに行く前に、遡ること8年間の片思い期間があった上、その後も他国に浮気することなくタイ一筋だったのだから、付き合いの長さだけなら他の検定受験者に、まずひけは取らないはずなのだ。
公式テキストでしっかり勉強していたら、もう少し点が取れたかもしれないけれど、夏は仕事が忙しかったし、そもそも検定のために憶えこむってのは何か違うような気がするので、事前勉強をしなかったことに後悔はない。
もちろん、試験開始まで勉強していた人たちを否定するつもりは微塵も無いし、おそらく受験勉強の努力の結果として合格した人は、もっと嬉しかったんだろうなとも思う。
ただ、個人的には「現時点でのあなたのタイ度」というものを客観的に測定してもらえたと思っているので、公式テキストなるものの存在はむしろ疑問なのである。
極端な話、これまでまったくタイに関心が無くても、テキスト1冊を買えば合格点がほぼ保証されるのだから。
(合格ラインは7割、出題は公式テキストから8割だそうである)
ま、執筆者の印税収入も大切なんだろうけど、むしろ推薦参考書として20冊ぐらい紹介しといたほうが、長期的には儲かるんじゃないかしら?
あるいは、出版社がそれぞれ勝手に「検定対策」の帯を付けることを認めるとか。

何にせよ、これが何かの役に立つ資格というわけではないし、今後検定自体が続いていくという保証も無い。
でも、「タイの○○知ってるか?」と次々に問われて、「ああ、それなら知ってるよ」って答えていくのはなかなか気持ちの良い経験だった。
テレビのクイズ番組で「あの席に自分が座っていたら」と思うことは多々あるが、それを体験できるのがこういった検定なのだろう。
というわけで、思いのほか楽しめたことから、事前の検定嫌いはどこへやら、より上級の「タイ検定」が実施されれば喜んで次回も受験することになりそうである。
もっとも、来年は「ベトナム検定」と「インドネシア検定」なのだそうで、「タイ検定(2級)」の実施は未定らしい。
で、勢い余ったお調子者は、今度は「タイ語検定」なるものに申し込みをしてしまったのである。
う~ん、こっちはぶっつけ本番じゃ無理かな??