会食
タイ滞在最終日、元プランスタッフの友人と食事をすることになった。
この日はほかに予定も無く、飛行機も真夜中出発なので時間はたっぷりある。
もともと、何かあった時の予備日だったのである。
彼女の仕事が終わってからということで、ホテルで待ち合わせて夕食を一緒にと約束する。
本来なら時間を持て余してしまい、せわしなく街を歩きまわっていただろうけど、腰を痛めているから何もしない時間がありがたい。
昼まではホテルの部屋でゴロゴロ過ごし、チェックアウト後は荷物を預けてロビーでやはりゴロゴロ。
民族衣装の女性が伝統楽器の生演奏をしているのをすぐ近くのソファで聞きながら、チェンマイの古書店で買ってきた文庫本を読む。
不相応に贅沢な時間に、なんでホラー小説なんか買ってきたのかってのが唯一の後悔であった。
文庫を少し読んではウトウトというのを繰り返していると、彼女から電話がかかった。
非常に恐縮して、今夜の食事をキャンセルさせてくれというのである。
現在、バンコクにあるオーストラリアの大使館に勤めていて、何でもタイの警察のお偉いさんと彼女のボスが会食をすることになり、通訳として同行しなければならないというのである。
これはもう仕方が無い。
どちらが重要かっていう前に、出てくる料理がそもそも違うだろう。
ま、直接会うことはかなわなかったが、電話で何度も話せたし、こちらはそれで十分。
来年の再会を約束して電話を切り、早めに空港へ向かうことにした。
結局、一流ホテルの有名レストランへは一歩も立ち入ることなく日本へ帰ることになってしまったのである。
この日はほかに予定も無く、飛行機も真夜中出発なので時間はたっぷりある。
もともと、何かあった時の予備日だったのである。
彼女の仕事が終わってからということで、ホテルで待ち合わせて夕食を一緒にと約束する。
本来なら時間を持て余してしまい、せわしなく街を歩きまわっていただろうけど、腰を痛めているから何もしない時間がありがたい。
昼まではホテルの部屋でゴロゴロ過ごし、チェックアウト後は荷物を預けてロビーでやはりゴロゴロ。
民族衣装の女性が伝統楽器の生演奏をしているのをすぐ近くのソファで聞きながら、チェンマイの古書店で買ってきた文庫本を読む。
不相応に贅沢な時間に、なんでホラー小説なんか買ってきたのかってのが唯一の後悔であった。
文庫を少し読んではウトウトというのを繰り返していると、彼女から電話がかかった。
非常に恐縮して、今夜の食事をキャンセルさせてくれというのである。
現在、バンコクにあるオーストラリアの大使館に勤めていて、何でもタイの警察のお偉いさんと彼女のボスが会食をすることになり、通訳として同行しなければならないというのである。
これはもう仕方が無い。
どちらが重要かっていう前に、出てくる料理がそもそも違うだろう。
ま、直接会うことはかなわなかったが、電話で何度も話せたし、こちらはそれで十分。
来年の再会を約束して電話を切り、早めに空港へ向かうことにした。
結局、一流ホテルの有名レストランへは一歩も立ち入ることなく日本へ帰ることになってしまったのである。
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