訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2007-07-27

五日目・五女訪問

朝食抜きでボラブーへ、昼食抜きでタオンゴイへと車を走らせる。
何か食べようかとも思ったが、少しでも早く着きたいので、結局休みもとらずにタオンゴイまで来てしまった。
三女と長男が卒業した学校で、段取りはいつもの通り。
ここでちょっとパソコンを借り、チェンマイで買った電子地図のCDをMP4プレーヤ経由でノートPCに転送。
これでようやく詳細な地図が手に入った。

五女は来年高校を卒業の予定で、大学に進学したいと言う。
志望校は地元かと聞くと、コンケーン大学の医学部とのこと。
「コンケーン大学? 僕が乗ってきたあの車、あれはコンケーン大学の先生から借りてるんだよ」
来年はコンケーンで会えるのかも。
成績はどうなんだと言うと、大丈夫との返事。
これは頼もしい。
コンケーンに行ったらエリー先生に会いなさいと、連絡先を教えておく。

五女は「カラシン先生記念奨学金」の1号生なので、彼女の卒業までに次の生徒を選抜してくれるよう先生に念を押した。
しかし、五女の大学進学にどう関わるかが当面の問題である。
今の金額のまま延長したところで、大学生活には足りないだろう。
かといって、延長プラス増額はこちらにもキビシイ。
とりあえず、タイにおける公的学資援助の制度を調べてみる必要がある。
幸いなことに高校、大学双方に相談できる相手がいるので、次の春までにいろいろ考えてみたい。

翌日の土曜日に五女の自宅を訪問するため、地図上で待ち合わせ場所を決めて、学校を後にする。