訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2009-02-13

R家訪問(7日目)

エリーがオーストラリアに留学中であることはわかっていたが、コンケーンに来て彼女の家を素通りするわけにもいかない。
ロータスで買い物をしてからエリーの家に向かうが、門扉は鍵がかかっていて、どうやら留守らしい。
おそらく夕食を外でとっているのだろうから、しばらく待ってみることにした。
家の近くの空き地に車を停めて、様子を見ていると一台の乗用車が家の前に停まった。
車から降りてきたのは、エリーの妹と母親である。
家の中に入るや、インターネットをしていくかと聞かれる。
日本へのメールはホテルからでもできるだろうし、姉妹共有のPCに痕跡を残すのも申し訳ないので、ここは遠慮しておく。
すると、おもむろに母親が携帯電話をかけはじめた。
相手につながったところで電話を僕に差し出しながら、エリーがでたという。
いきなりのことだし、そもそも話さなければならないような用事なんて無い。
最近は安くなっているとはいっても、タイからオーストラリアまで携帯-携帯での通話を人の電話でかけるというのも気が引けるじゃないか。
ほとんど挨拶以上の話はせずに、電話はさっさと切ってしまった。
どうも、一方的な親切に対して過剰に遠慮してしまうというのが悪い癖のようだ。
外も暗くなってしまっていたので、長居はしないで引上げることにした。
どこに泊まるかと聞かれたので、コサかコンケーンホテルにするつもりだと答えて家を出た。