訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2012-02-13

フェイスブック

日本では定着しないのでは、とまで言われたSNSのフェイスブックだが、タイでは「Hi5」からフェイスブックへの転居組が続出し、「Hi5」はすっかり閑古鳥の巣となってしまった感がある。
実名・顔写真を基本とするフェイスブックはSNSの基本原理が最も守られていて、実務派には受けがいいのだろう。
日本のミクシィも、もともとは招待制の実名主義だったはずなのに、日本人の匿名好きな風土に合わせたため、まったく役立たずの仕組みになってしまった。
どうも日本人はハードには強いくせに、ソフトを上手に使うことが苦手なようである。

ウチの子たちも、大学へ進学するなどしてメールアドレスを取得すると、メッセンジャーやSNSをうまく活用してるようである。
普段の彼らの動向がわかるっていうのは1年間離ればなれの父ちゃんにはとてもありがたい。
ことあるごとにこちらの健康を気遣うメッセージを寄こしてくれるのも泣かせる。
そんな中で何より嬉しいのは、フェイスブックの「友達」で、ウチの子たち同士がつながり始めたこと。
これまでは、僕がハブになってはいても、子供たち同士は基本的に面識は無いわけ。
それが次々につながっていくのを見るのはすごく楽しい。
そのうち、子供たちだけで会って話したり、困った時に助け合ったりしてくれたらいいな、なんて思っちゃう。
友達の友達はみな友達だってのがタイ人の良いところ。
当然、父さんの子供同士はみな兄弟なのである。

2012-02-09

最短記録

プランの現チャイは5人目で男の子としては2人目。
以前にもちょっと書いたけど、チャイルド紹介が訪タイの直前で、訪問できるかどうかはギリギリだった。
プランのチャイルド訪問は6週間前までに関係書類を提出することになっている。
4人目の完全終了を知らされたとき、すでに出国7週間前を切っていた。
タイなら追加支援のつもりがある旨、急いでメールで連絡。
可能との回答もメールで来た。
早速、チェンライの男の子のプロフィールが送られてきたので、チェンライをルートに入れて旅程を決定。
提出した訪問資料が先方に届いたのは、まさに出国6週間前だった。
念のために、旅程の後半に訪問日を指定しておいたが、おそらくチャイルド紹介からチャイルド訪問までの最短記録だったのではないかと思う。
チャイルドにしてみれば、プランの現地スタッフから「日本人のスポンサーが決まったよ」「で、近々訪ねてくるからね」と告げられたわけで、ビックリしただろね。
こんなことができるようになったのも、事務局との連絡はもちろん、ホテル、航空券、レンタカーの予約にいたるまで、全部ネット経由で簡単におこなえるようになったから。
世の中、大きく変わったもんだ。