訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2007-10-20

記念切手


「日タイ修好120周年」の記念切手を買った。
シール式の80円切手が1シートに10図案である。
そういえば、「100周年」の時は額面60円で、1図案しかなかったっけ。
思えば、タイとの付き合いも、その間に記念切手が2回作られる長さになるわけだ。
次は「150周年」かしら?

*この切手、タイへ出す手紙に貼ってやろうと思っているのだが、デザインがタイっぽいってのは、貰っても逆につまんないかな?

2007-10-07

読めない手紙

五女から手紙が届いた。
タイの女の子の間で流行っているのか、A4の紙を「パズル折り」してある。

以前、四女も同じようなことをしてきたが、二人は同い年で学校も近かったので、局地的な流行なのかもしれない。
これの何が困るって、複雑な折り込みを繰り返してあるため、簡単には展開できないのである。
1秒でも早く読みたくて、開封するのももどかしく取り出した便箋がこのような形になっていると、途方に暮れるしかない。
今回も、破らないように開こうと試行錯誤を繰り返し、しかし、四女のときより複雑らしくどうやってもビクともしないのである。
そもそも、人より大きい手をしているため、狭い隙間に指を差し入れることすら容易ではない。
表の余白に「I Love father!」と書かれてあるのを見ると、とても無理やり開くなんてことはできないのである。
さて、いつになったらこの手紙を読むことができるのやら。

2007-10-04

なかには嫌いなガキもいる

次女の娘ニパダは、2歳半である。
すっかり懐いてくれたので、いろいろな様子を写真に撮っておこうと、カメラの電源を入れっぱなしで半日過ごした。
ところが、彼女にカメラを向けると、必ず近所の男の子が一緒に写るのである。
彼は4歳くらいなのだが、ずっとニパダにくっついて離れようとしない。
ニパダが鼻水を垂らしていると、すかさず拭ってやっている。
家の中でも外でも、対等に遊ぶというより、面倒を見ているといった感じなのだ。
最初は(いいお兄ちゃんだな)くらいに思っていたのだが、写真がすべてツーショットになってしまうので、だんだん腹が立ってきた。
撮影済みの画像を見ると、どれもこれも肩に手をまわしていたり、見詰め合って微笑んでたり。
ニパダのほうもまんざらでもない表情でもたれかかっていたりする(下図参照)。

あろうことか、水浴び後に裸でベビーパウダーをふってもらっているときでさえ、すぐそばに座って待っているのだ。
基本的にタイの素直な子供たちは大好きなのだが、どうも、こいつだけは気に入らない。
誰も見ていないときに何度か小突いてやりたい衝動に襲われたが、泣かれでもすると厄介なので思いとどまった。
オムツも取れないうちから悪い虫が寄ってくるとなると、離れて暮らす日本のじいちゃんは心配でならないのである。