訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2009-04-19

次女再会(9日目)

予定の時刻になっても次女が現れないので、電話をかけた。
といっても、かけた相手は次女本人ではなく、ウドンにいるチャエーである。
直接ではややこしい話ができないため、英語の達者なチャエーに中継してもらうわけ。
しかも僕がヒアリングを苦手としているため、チャエーとは英文のショートメールで会話する。
面倒なようではあるが、会話に神経を集中しないでもすむし、聞きこぼしが無いので非常に楽なのである。

それによると、現在、急な豪雨で空港近辺の交通渋滞がひどくなっているらしい。
確かに通路から空港の外を見ると、いわゆるバケツをひっくり返したような雨である。
タイでは珍しくないが、こんな中では車を進めることができないだろう。
空港の近くに住んでいるといっても、進入路とは反対側。
大きく回りこんで来なければならないから結構な距離になるはずだ。

その後、何回か中継電話を繰り返した後、待ち合わせ場所にようやく次女がやって来た。
時間はあるので、下に降りて食事をすることにする。
といっても、楽しく会食するだけのつもりはない。
シングルマザーが大変なのはわかるが、小さな娘と別れて働くというのは感心しない。
今後の見通しを問い詰めて、事と次第によっては強く意見してやらなければと思っている。

2009-04-06

最終日バンコクへ(9日目)

いよいよ帰国の日となって、午前のコンケーン発バンコク行きに乗る。
コンケーン空港は数年前に改築されたが、便数が少ないので閑散としている。
改築前のほうが賑やかだったように思えるのは気のせいだろうか?
飛行機は1時間ほどでバンコクに着くのであるが、国内線はドンムアン空港のほうに降りる。
日本への国際線はスワンナブーム空港から出るので、バンコク市内を横切って50キロ近く移動しなければならない。
市内でどこかに立ち寄っても良いのであるが、地方ばかりをまわっていると都会の喧騒が苦手になる。
結局、余った時間は空港で潰すことにした。
空港間の移動にはワゴン車を使ったシャトルバスを利用。
基本的に空港職員の移動などに使われるものらしいが、チケットを買えば旅行者でも使える。
ただ、少人数しか乗れないため、大きな荷物を持ち込むと二人分の料金が要求される。
安くて便利、と言いたいが、空港を統一すればそもそも不要な移動なのである。
早くなんとかしてほしいものだ。
(と言ってたら、現在はタイ航空の国内線がすべてスワンナブームに一本化されてしまった。次回からは時間も金も節約できるが、これでますますバンコク市内とは縁がなくなりそう)

いつもなら帰国のために空港へ向かうというのは寂しいかぎりなのであるが、今回は空港で次女に会うことになっているので事情が違う。
次女は仕事が終わってから空港に来ることになっているのだけれど、とにかく待ち合わせ場所へ早く行きたい。
空港の売店ではバンコク電子地図の最新版があったので、迷わず購入。
空港のすぐ南にあるらしい次女の住まいをこれで特定できればと思ったから。
空港見取り図で予め決めてあった待ち合わせ場所はすぐにわかったので、そこで座ってひたすら待ち合わせの時刻を待った。
地図のインストールも、この待ち時間におこなう。