マエの日に届いた手紙
一時期、年末に訪タイしていたことがある。
といっても、航空運賃が跳ね上がる直前に帰ってこれるようにである。
そのころ恒例だったのが、タイで年賀状を投函すること。
あまり知られていないことであるが、日本で投函するより料金が安いのである。
今でも、日本宛て葉書が35円程度のはず。
ダイレクトメールでこれをやることは禁止されているが、個人なら問題ない。
残念なことに年賀はがきを使うわけにはいかないので、現地で切手を買ってホテルで貼りまくることになる。
毎年タイから年賀状が届くので、しばらく会わなかった知人の中には、てっきり移住してしまったと思った人もいたらしい。
ある年、帰国直後に某郵便局長から電話があった。
タイから送った年賀状を年内に届けてしまったという謝罪の電話であった。
切手の下にはちゃんと「年賀」の朱書きをしてあったのであるが、エアメールで送られたエキゾチックな絵葉書は仕分け作業でスルーされたらしい。
おそらく受け取った誰かが局に連絡したのだろうと思う。
別に文句をいうほどのことではないし、年末の忙しい時期にわざわざ電話をしてもらって、逆に申し訳ないくらいである。
なにより日本の郵便局にはカネにならない仕事をさせてるわけで、ややこしい年賀状を送ってしまったことを、こちらがひとしきり謝って電話を切った。
といっても、航空運賃が跳ね上がる直前に帰ってこれるようにである。
そのころ恒例だったのが、タイで年賀状を投函すること。
あまり知られていないことであるが、日本で投函するより料金が安いのである。
今でも、日本宛て葉書が35円程度のはず。
ダイレクトメールでこれをやることは禁止されているが、個人なら問題ない。
残念なことに年賀はがきを使うわけにはいかないので、現地で切手を買ってホテルで貼りまくることになる。
毎年タイから年賀状が届くので、しばらく会わなかった知人の中には、てっきり移住してしまったと思った人もいたらしい。
ある年、帰国直後に某郵便局長から電話があった。
タイから送った年賀状を年内に届けてしまったという謝罪の電話であった。
切手の下にはちゃんと「年賀」の朱書きをしてあったのであるが、エアメールで送られたエキゾチックな絵葉書は仕分け作業でスルーされたらしい。
おそらく受け取った誰かが局に連絡したのだろうと思う。
別に文句をいうほどのことではないし、年末の忙しい時期にわざわざ電話をしてもらって、逆に申し訳ないくらいである。
なにより日本の郵便局にはカネにならない仕事をさせてるわけで、ややこしい年賀状を送ってしまったことを、こちらがひとしきり謝って電話を切った。