訪チャイ雑記

プラン・インターナショナルなどの援助事業を通じて知り合ったタイの子供たちを訪ね歩くチャイルド訪問旅行。その際の出来事などを書きなぐった、あくまで個人的な覚え書きです。万一、同志の参考にでもなれば嬉しいですが、責任はとれません。 質問等もコメントでご遠慮なくどうぞ。

2010-04-29

訪問同意書提出

プランジャパンに、チャイルド訪問に係る同意書を郵送。
計算では、先方に着くのは出発日の6週間と3日前になる。
「6週間前までに」というのが決まりなので、まさにギリギリ。
現地の政情に何の見通しも立たないまま、見切り発車である。

「同意書」は、以前は「訪問メモ」といって、スケジュールや連絡先、コミュニティ訪問の段取りを記したものだったが、今では枚数が倍の4ページになり、18ものガイドラインにいちいち同意のチェックマークをいれるようになっている。
最後に日付と署名を書き込んで、すべての同意事項を守ることを誓約することになる。

訪問希望日としては滞在中の金曜日を指定。
現地の都合が悪い場合に備えての第2希望として、事務所が休みの土・日をとばし、次の月曜日を選ぶ。
第2希望日になったときはイサーン巡りの順序を逆回りにして日程を調整するのである。
当然、他の子供たちを訪ねる順序も逆からになるので、プランの返事を待ってから、他の子供たちへの訪問日程を現地に伝えることになる。

2010-04-25

航空券手配

飛行機のチケットを予約した。
旅程は以下の通り。

6月15日(火) 大阪発    バンコク経由 チェンマイ行
  17日(木) チェンマイ発 バンコク経由 コンケーン行
  24日(木) バンコク発  大阪行

22日にコンケーンからバンコクへ移動する予定だが、イサーン(東北地方)での行動は不確定な部分もあるので、ここは予約をせずにおく。
場合によっては23日になるかもしれないし、時間に余裕ができればバスを使うかもしれない。
コンケーンからバンコクまでは飛行機で1時間、バスだと7時間。
しかし、バスのほうが便数が多く、そもそも空港自体が市街から遠いこと、なによりバンコクでの最初の目的地がバスターミナルから近いので、時間的にもそれほど不利にはならない。
なにより飛行機とバスでは運賃の差が大きい。
もっとも、デモの参加者がバンコクへ向かうバスに乗り合わせるのはおもしろくないので、反政府活動が続いているようなら飛行機優先になりそうである。

*日本の旅行会社がバンコクツアーの中止を決めだした。
ゴールデンウィークにかかれば、旅行会社だけでなくタイ側の損失も大きい。
いつまでもタイ人同士で揉めてんじゃないよ、まったく。

2010-04-23

暗雲

本来なら、今年のタイ行きを準備中の時期なのだが、段取りが遅れている。
バンコク市内の反政府デモで、日本人まで含む死者が何人も出ているから。
外務省からはまだ渡航延期を勧めるレベルではないものの、注意喚起の案内が出されている。
最終的には渡航禁止になっても行くくらいのつもりなのだが、何も考えない軽率なだけの人間に思われるのは心外なので、とりあえず、慎重に様子を見ているふりをしている。
ところが、予定日までには収まるだろうと、のんきに構えていたら、日にちだけがどんどん迫ってきた。
プランへの連絡は6週間前までにするというのが原則なので、そろそろ最終期限である。

先日、アメリカにいるタイ人の知り合いが、いつタイへ行くのかと聞いてきた。
デモが心配だと答えると、「大丈夫。観光客が減って、ホテルが安くなってるから得だよ」だって。
実際、地方の訪問には支障はないだろうと思っている。
バンコク市内も、プランの事務所には行かないほうが良さそうだが、空港や子供たちのいる地域は大丈夫そうだ。
この2,3日うちにチケットを手配して、プランに申し込む予定である。
あとは、プランがコミュニティ訪問の中止を決定したりしないよう、祈るしかない。

2010-04-09

携タイ小物(10) パソコン

一人旅が毎年大きな不都合も無くおこなえるのも、ITの恩恵である。
強力な電子辞書はヘタな通訳を連れ歩くよりも頼もしい。
NECの98シリーズの頃からノートパソコンをタイへ持ち込んでいたが、昨年、ヒューレットのノートが不調になったのを機に、より小型のネットブックに切り替えた。
これまでは小型のPCはA4ノートに比して高価だったため、乱暴に扱う旅用には向かないと思っていた。
そのため、重たくかさばるのを我慢して、A4ノートサイズで通してきたのだった。
この数年、安価なネットブックが増えてきて選択肢は増えたものの、機能面では自分の目指す方向のものがなかなか出てこなかった。
通常のネットブックでダメなのは、以下の理由から。
・双方向翻訳機として使うには、表示文字が多くなければならない。
・CD、DVDの少なくとも再生ができなければならない。
いずれも、本来のネットブックに求めるものではない。
ところが、その条件を満たすPCを見つけてしまった。
当然、普通のネットブックよりも割高になるが、ネットオークションでまあまあの価格で購入することに成功。
工人舎の製品である。

堅牢性には疑問があるが、よくぞここまで理想的な機能を揃えてくれたと驚いている。
DVDドライブを内蔵すると、厚さや重量が増すことになるが、外付けドライブを電源込みで持ち歩くより良い。
ネット環境であるが、PHSのSIMカードを流用することで、日本国内なら追加料金無しでつなぎ放題ができる。
当然、無線LANも内蔵なので、タイでもホテルなどでメールの送受信などが可能。
現在、入手できるすべてのタイ電子地図と日タイ・タイ日辞書がインストールされていて、昔持ち歩いていた何冊ものガイドブックや紙の辞書が不要になった分、省スペースにすらなっている。
唯一面倒なのが、最近はコンピュータ類は空港の荷物検査でいちいち取り出さなければならなくなったこと。
ま、これもPCが小さくなった分、多少楽にはなったけど。